目次
クーリングオフ対象か確認すべき契約状況
返金請求・解約文書テンプレの全体ガイド
契約直後であっても、すべての契約がクーリングオフの対象になるわけではありません。
一方で、「対象外です」と言われたとしても、その説明が正しいとは限らないケースも多くあります。
この段階で重要なのは、
自分で判断しようとしないこと、そして
いきなり解約や返金請求に踏み込まないことです。
まずは、相手に対して
「この契約はクーリングオフの対象になるのか/ならないのか」
を正式に確認する文書を出すことが、最も安全で合理的です。
契約方法と契約場所を切り分ける
クーリングオフの可否は、
「何を契約したか」よりも、どうやって・どこで契約したかが強く影響します。
たとえば、
- 店舗での対面契約か
- 電話・訪問・オンラインなどの非対面契約か
といった点は、対象判断の重要な材料になります。
この情報が曖昧なままでは、相手も正式な回答ができません。
契約日と経過日数を見通す
クーリングオフには、明確な期間制限があります。
そのため、
- 契約日
- 現在日
- 経過日数
この3点は、必ず整理して確認対象に含める必要があります。
「まだ間に合う気がする」「今日なら大丈夫そう」
といった感覚的判断は、ここでは一切不要です。
クーリングオフ確認文の立ち位置
返金請求でやりがちな失敗と修正文
クーリングオフ対象かどうかを確認する文書は、
解約の意思表示でも、返金請求でもありません。
あくまで、
事実関係と制度適用の可否を確認するための文書
です。
解約請求と事実確認を見比べる
- 解約請求:契約をやめる意思を示す
- 確認文:制度上の可否を確認する
この二つは、役割が完全に別です。
確認段階で解約を匂わせる必要はありません。
質問文と通知文を切り分ける
「教えてください」「可能でしょうか?」といった
質問調の文章は、やり取りとしては柔らかい反面、記録として弱くなりがちです。
クーリングオフ確認では、
- 通知形式
- 文書として残る形
で出す方が、後の判断や対応につながりやすくなります。
クーリングオフ対象確認文に必ず入れる要素
消費生活センターを併記した返金請求文
確認文であっても、情報が不足していると、
相手は「判断できない」「確認中」で止まってしまいます。
契約内容と契約日時を明確にする
最低限、以下は必須です。
- 契約日
- 契約した商品・サービス名
- 契約方法(対面/電話/オンライン等)
「○月に契約した件」では、正式な確認になりません。
対象可否の判断根拠を求める
確認すべきなのは、結果だけではありません。
- クーリングオフ対象か否か
- その判断に用いている根拠(条文・規約・制度名)
この2点をセットで求めることで、
曖昧な回答やその場しのぎを防げます。
回答期限と回答方法を固定する
確認文でも、期限設定は必要です。
期限がなければ、確認は簡単に放置されます。
クーリングオフ対象か確認する文章のテンプレート
以下は、解約や返金を求めず、制度適用の可否だけを正式確認する文面です。
件名:契約内容に関するクーリングオフ対象可否の確認について
○○株式会社
ご担当者様お世話になっております。
○年○月○日に契約いたしました下記契約について、確認のためご連絡いたします。・契約日:○年○月○日
・契約内容:○○サービス
・契約方法/場所:○○(例:オンライン申込み、電話勧誘 等)本契約が、特定商取引法等に基づくクーリングオフ制度の対象となるか否かについて、
貴社のご判断を、判断根拠(該当条文・規約等)とあわせてご教示いただけますでしょうか。恐れ入りますが、○年○月○日頃までを目安に、
書面またはメールにてご回答いただけますと幸いです。本件は解約や返金請求ではなく、制度適用可否の確認を目的としたものです。
何卒よろしくお願いいたします。――――――――
氏名:○○
連絡先:○○
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契約情報を特定する
契約番号がある場合は、必ず記載します。
特定情報が多いほど、回答は早く・正確になります。
対象可否の明示を求める
「対象ですか?」ではなく、
対象か/対象外かを明言する形で求めるのがポイントです。
期限内回答を前提に通知する
「可能であれば」ではなく、
期限を前提条件として静かに置くことで、確認が止まりません。
クーリングオフ確認後の判断分岐
内容証明を示唆する返金請求文
対象とされた場合の次対応を評価する
対象と明示された場合、
改めて確認する必要はありません。
すぐに、
- クーリングオフ通知
- 解約・返金手続き
へ進むことができます。
対象外とされた場合を見通す
対象外とされた場合でも、
それで全てが終わるわけではありません。
- 説明不足
- 契約不履行
- 条件違反
など、別ルートでの返金請求へ切り替える余地があります。
確認文は、次の行動を決めるための分岐点です。
