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【テンプレ付き】いじめ相談文の正しい書き方|軽度〜中度ケースに使える例文まとめ

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学校へのいじめ相談文をそのままコピペで使えるテンプレと、状況別の文例をまとめました。初期相談として効果的な伝え方、書いてはいけない表現まで具体的に解説します。

【テンプレ付き】いじめ相談文の正しい書き方|軽度〜中度ケースに使える例文まとめ

いじめ相談で消耗していると、
「電話だけでいいのか」「もう紙で出すべきなのか」が本当に分からなくなってきます。

書面を出すのは気が重い一方で、
あとから振り返ると 「このタイミングで相談文を出しておけば…」 という場面も少なくありません。

この記事では、軽度〜中度のいじめケースを想定して

  • 相談文を出すべきタイミング
  • 必ず入れるべき5つの要素
  • 軽度ケース/中度ケース向けのテンプレ
  • 書いてはいけない表現と言い換え例
  • 出し方・残し方・次の一手

まで、そのままコピペで使えるレベル をゴールに整理します。


相談文を出すタイミングをどう決めるか

口頭と連絡帳だけでは不安になるライン

最初は、担任への口頭相談や連絡帳だけで様子を見るご家庭が多いと思います。
ただ、次のような状態になってきたら、相談文(書面)に切り替えるタイミング です。

  • 何度か相談したのに、状況が変わっていない
  • 「様子を見ます」で止まっていて、具体策が見えない
  • 担任の異動・学年進行などで「記録が残らないのが怖い」
  • 教頭・校長に話を上げてほしいが、うまく共有されているか不安

口頭や連絡帳は、正直なところ 「言った/言わない」問題 になりやすいです。
そこで、軽めの段階で 一度“紙”にしておく と、後の自分をかなり助けてくれます。

軽度〜中度に当てはまる具体的な状況

ここでいう「軽度〜中度」は、ざっくり次のようなイメージです。

  • からかい・悪口・グループ外しが続いている
  • まだ大きな怪我や不登校には至っていない
  • でも、子どもの表情や行き渋りは明らかに増えてきた
  • 親としては「放っておくのは違う」と感じている

命や自傷リスクが見えるレベルであれば、
相談文ではなく 児相・警察・診療科への受診が先 です。

もしも「どこに相談すべきか」から迷っている場合は、先にこちらを確認してください。
【保存版】いじめの緊急度チェックと初動マニュアル|外部相談すべきラインが一目でわかる

この記事はあくまで、
「今のうちに学校に紙で残しておきたい」という段階のためのものです。

相談文と要望書をどう分けるか

学校対応の実務では、

  • ライト段階:相談文(状況共有+見守り依頼)
  • ミドル〜重め:要望書(具体的な改善要求)

という 二段構え にしておくと、あとが楽です。

相談文は、

  • 「いま、こういうことが起こっていて」
  • 「子どもにこういう変化が出ていて」
  • 「この範囲で見守り・配慮をお願いしたいです」

という “状況報告+お願い” の位置づけ

要望書は、環境調整・調査・加害児童への指導など、
具体行動を求めるフェーズ です。

イジメ対応要望書の書き方とテンプレートはこちら

相談文を先に出しておくと、

  • 「学校がいつから問題を知っていたか」
  • 「保護者がどの程度冷静に伝えていたか」

を後から示しやすくなり、教委・児相・警察にとっても 判断材料として使いやすい書類 になります。


相談文に必ず入れる5つの要素

相談文は感情を書き連ねる手紙ではなく、
だれが読んでも同じ意味に取れる「情報パック」に近いイメージで作ります。

入れておきたいのは、この5つです。

  1. 子どもの基本情報と連絡先
  2. 「いじめと思われる行為」の事実概要
  3. 現在の子どもの様子(以前との変化)
  4. 学校にお願いしたいこと(いまの範囲で)
  5. 連絡方法・面談希望

子どもの基本情報と連絡先

ここは事務的で構いません。
誰の、どの件に関する相談なのかが一目で分かることが大事です。

  • 児童名・ふりがな
  • 学年・クラス
  • 保護者名
  • 連絡が取りやすい電話・メール
  • 連絡可能な時間帯

管理職やスクールカウンセラーに回ったとき、
ここが整っているかどうかで 「対応の早さ」が変わります

「いじめと思われる行為」の事実概要

ここはどうしても感情が乗りやすい部分ですが、
思い切って 事実だけ、短く 書いてしまったほうが実務では強いです。

  • いつから、どの場面で、誰から
  • どんな行為・言動が、どれくらいの頻度で
  • 継続しているのか、最近始まったのか

あくまで「こう見えています」「このような事実があります」という書き方にして、
相手の動機や性格までは書かない ようにします。

現在の子どもの様子(以前との変化)

ここは少し主観が入っても大丈夫です。
その代わり、「以前と何が変わったか」に絞る と伝わりやすくなります。

  • 朝の表情・登校しぶり
  • 食欲・睡眠の変化
  • 勉強・宿題への影響
  • 友達付き合いの変化
  • 泣く頻度や「しにたい」などの発言

この部分は、後々 診断書や時系列ノートともつながる部分 になります。

学校にお願いしたいこと

ここを曖昧にすると、
学校側も「何をすればいいのか分からない」状態になってしまいます。

相談文の段階では、

  • 見守りや観察
  • 軽めの環境調整(席・グループなど)
  • 必要に応じた声かけ・聞き取り
  • トラブル発生時の連絡

といった “最低限のお願い” にとどめておく と、話し合いがスムーズです。

連絡方法と面談の希望

最後に、
「電話・メール・連絡帳・対面など、どの手段を希望するか」 を添えます。

  • 仕事で電話がとりにくいなら、メール希望と書いておく
  • 対面で一度落ち着いて話したいなら、面談希望と書く
  • 時間帯の希望があれば、はっきり書いておく

これだけで、学校側も動きやすくなり、
結果的に 保護者側のストレスも減りやすい です。


状況別に使える相談文テンプレの構造

ここからは、実際のテンプレです。
まずは「軽度ケース」と「中度ケース」の違いだけ押さえておきます。

  • 軽度ケース:様子見+見守り依頼が中心
  • 中度ケース:配慮+ある程度具体的な対応依頼も入れる

学年によっても少しトーンを調整します。

  • 小学生:親目線を中心にしつつ、子どもの言葉も少し入れる
  • 中学生:本人の状態・考えも少し添える
  • 高校生:事実と影響を、やや落ち着いたトーンで整理する

軽度ケース用ミニマム相談文テンプレ

「とりあえず紙で共有しておきたい」「強く追及したいわけではない」
というときの最小構成です。

〇〇市立〇〇小学校
〇年〇組 担任 〇〇 先生 御机下

              保護者 〇〇 〇〇
              住所  〒〇〇〇-〇〇〇〇 〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
              電話  〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
              メール example@example.com

           学校生活に関する相談のお願い

令和〇年〇月〇日

平素より、子ども 〇年〇組「児童氏名(ふりがな)」がお世話になっております。
日頃のご指導に感謝申し上げます。

本日は、最近の学校生活の中で少し気になる点があり、
状況の共有と、さりげない見守りをお願いしたくご連絡いたしました。

【児童について】
・児童名:〇年〇組 〇〇 〇〇(ふりがな)
・保護者:〇〇 〇〇
・連絡のとりやすい時間帯:平日〇時〜〇時頃

【気になっている出来事の概要】
・令和〇年〇月頃から、同じクラスの数名の児童から
 からかい・冷やかしのような言動が続いているようです。
・休み時間に名前をもじったあだ名で呼ばれたり、
 輪の中に入りづらい場面が増えていると子どもから聞いております。

【最近の子どもの様子】
・「学校に行きたくない」と話すことがときどきあります。
・帰宅後、元気がなく、学校のことをあまり話したがらない様子も見られます。

【現時点でお願いしたいこと】
現段階では、学校側のご対応を責める意図は一切なく、
下記のような形で、可能な範囲で様子を見ていただければと考えております。

・休み時間や授業前後の様子を、さりげなく気にかけていただくこと
・特定の児童からの言動に偏りがないか、ご確認いただくこと

必要であれば、面談やお電話でお話しさせていただくことも構いません。
お忙しいところ恐れ入りますが、一度ご確認いただけますと幸いです。

今後とも子どもの学校生活について、家庭としても協力してまいりたいと考えております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

敬具

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中度ケース用テンプレ(配慮+具体対応までお願いしたい場合)

ここからは、より本格的な中度ケース向けです。
先ほどの構造を踏まえて、実務目線で使いやすいかたちに整えています。

〇〇市立〇〇小学校
〇年〇組 担任 〇〇 先生 御机下

              保護者 〇〇 〇〇(署名)
              住所  〒〇〇〇-〇〇〇〇
                  〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
              電話  〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
              メール example@example.com

           いじめに関する相談のお願い(相談文)

令和〇年〇月〇日

拝啓 平素より、子ども 〇年〇組「児童氏名(ふりがな)」の学校生活において
ご指導いただき、誠にありがとうございます。

本日は、〇〇(児童氏名)の学校生活に関して、いじめではないかと懸念している事案があり、
「事実の共有」と「見守り・配慮のお願い」をさせていただきたく、相談文をお送りいたします。

なお、本書面は学校側の責任を追及することを目的とするものではなく、
あくまで現状の共有と、今後の見守り・配慮をお願いする趣旨のものです。

1.子どもの基本情報
────────────────────────
(1)児童名   :〇年〇組 〇〇 〇〇(ふりがな)
(2)学年・組  :〇年〇組
(3)保護者氏名 :〇〇 〇〇
(4)連絡のとりやすい時間帯:
   平日 〇時〜〇時頃/土日 〇時〜〇時頃

2.保護者が懸念している「いじめと思われる行為」の概要
────────────────────────
※分かる範囲で事実を簡潔に記載し、推測や感情的な表現はできるだけ控えます。

【いつ】 :令和〇年〇月頃から現在まで
【どこで】:教室内・休み時間・通学路・LINEグループ 等
【相手】 :同じクラスの〇〇さん ほか数名(分かる範囲で)
【内容】 :以下のような行為が繰り返し見られます。

・休み時間に名前をもじったあだ名でからかわれ、周囲から笑われる
・机やいすにゴミや落書きが置かれていることが何度かあった
・給食の時間に、わざと席を離され会話を避けられている
・LINEグループで「気持ち悪い」「死ね」などの発言を複数回受けた
・体育の時間などで、ボールを強くぶつけられる場面があった

3.現在の子どもの様子
────────────────────────

・令和〇年〇月頃から、「学校に行きたくない」と涙ながらに訴えることがある
・朝になると腹痛や頭痛を訴え、登校準備に時間がかかる日が増えている
・夜なかなか寝つけず、眠りが浅い様子が続いている
・食欲が落ち、体重も少し減ってきている
・「自分なんていなくなればいい」などの発言がときどき見られる

こうした変化が一時的なものであれば良いのですが、
親としては、学校での人間関係やいじめが大きく影響しているのではないかと心配しております。

4.学校にお願いしたいこと(現時点での希望)
────────────────────────

現時点では、学校側の責任追及を目的とするのではなく、
下記の範囲でご配慮・ご対応をいただければと考えております。

(1)日常的な見守りと観察
 ・休み時間や給食、登下校時の様子を、可能な範囲でご確認いただきたいです。
 ・特定の児童からの言動に偏りがないか、見ていただけますと助かります。

(2)児童への聞き取り(必要と判断される場合)
 ・先生のご判断で必要な場合、〇〇本人から状況をうかがっていただければと思います。
 ・その際、本人が「告げ口をした」と責められないよう、ご配慮いただけますと幸いです。

(3)座席配置やグループ分け等の配慮
 ・もし可能であれば、トラブルの多い相手児童と距離を置ける座席配置や、
  グループ分けなどを検討いただけると、大きな安心材料になります。

(4)学校と保護者との情報共有
 ・今後、トラブルや気になる様子が見られた際には、
  簡単で構いませんので、電話・連絡帳・メールなどで状況をご共有いただけますと幸いです。

5.面談・電話相談について
────────────────────────

・可能であれば、対面またはオンライン等で、30分〜1時間ほどお時間をいただき、
 現状について直接ご相談させていただきたいと考えております。
・日程につきましては、先生のご都合を最優先いたしますので、
 いくつか候補日をご提示いただけますと助かります。

6.おわりに
────────────────────────

子どもの安全と心身の健康を最優先にしつつ、
今後も学校生活をできるだけ穏やかに続けていけることを願っております。

家庭としても、学校と連携しながらできる限り協力してまいりたいと考えておりますので、
お忙しいところ誠に恐縮ですが、本件につきましてご検討・ご対応のほど、
何卒よろしくお願い申し上げます。

敬具

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相談文で避けたいNG表現と安全な言い換え

感情を消す必要はありませんが、
「責めている」「脅している」ように読まれないこと が大事です。

代表的なNGと、そのまま使える言い換えをまとめます。

NG表現リスク安全な言い換え例
「完全に放置している」「何もしていない」学校側が強く防御的になる「現時点で把握している範囲では、十分な改善が見られていないように感じております」
「加害者を厳しく処罰すべき」懲罰要求と受け取られ対話が硬直する「関係の見直しや、今後同様の行為が起きないためのご指導をお願いできればと存じます」
「学校に責任を取ってもらう」賠償・法的紛争をすぐ連想される「学校としてどのように対応をお考えか、お伺いしながら一緒に考えていければと思っております」
「訴える」「マスコミに出す」脅し・恫喝と受け止められる(相談文の段階では基本的に記載しない)
「先生のせいでこうなった」個人攻撃・人格批判になりやすい「現在の対応体制では、防ぎきれていない部分があるのではないかと懸念しております」

事実 → 感情 → 希望 の順番で書いておくと、
読み手も受け取りやすく、相談文としての信頼性も落ちません。


相談文の出し方と、証拠としての残し方

同じ内容でも、どう出すか・どう控えを残すか で証拠力が変わります。

提出方法ごとの違い

  • 手渡し
    → 面談とセットにしやすい。控えに受領印やサインをもらえると強い。

  • 郵送(簡易書留・配達記録など)
    → 「いつ学校に届いたか」を客観的に残せる。
    教委や弁護士に見せるときも評価されやすい。

  • メール
    → 送信履歴・本文がそのまま証拠になる。
    添付ファイルでPDF化した相談文を送るのも有効。

最初は「メール本文+PDF添付」くらいでも十分です。

日付・宛名・署名の形式と控え

相談文には、

  • 日付
  • 学校名・担任名(必要なら校長名)
  • 保護者名・住所・連絡先

を必ず入れておきます。
コピーを一部、自宅保管用として手元に残しておきましょう。

学校から口頭で返答があった場合は、

「本日のご面談内容の確認です」

といった形で、こちらからメールで要点を送っておく と、
そのメールがそのまま 議事録の代わり になります。


相談文のあと、対応が不十分だったときの動き方

相談文はあくまで 「ライトな第一歩」 です。
それでも状況が変わらない、対応が不十分だと感じる場合は、

といった 次のカード を順番に検討します。
(上記の青い文字をクリックすると、各機関への相談方法のページを開けます。)

相談文を出しておくことで、

  • 「いつどのように学校に知らせたか」
  • 「学校がどんな回答をしたか/しなかったか」

が整理された状態になるので、
教委・児相・弁護士にとっても 非常に扱いやすい資料 になります。


今日できるのは、完璧な相談文を書くこと ではなく、

  • 「相談文レベルかどうか」を判断する
  • 軽度用か中度用か、どちらのテンプレを使うか決める
  • 自分のケースに合わせて、上の空欄を1つだけでも埋めてみる

このあたりまでで十分です。

一気に仕上げなくても大丈夫なので、
まずは 1通めの相談文のたたき台 を作るところから始めてみてください。

相談文が仕上がりましたら、イジメ対応の全体ロードマップを見て、次にどう動くべきかを整理してみてください。

実際に bunshomaker で文章を作ってみる

この記事で学んだ内容を、文章メーカーでそのままテンプレ化できます。

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